トピックス アーカイブ 2017年

2017年

12月

31日

2017年を振り返って

 今年度から立島惠氏(佐藤美術館・学芸部長)のご推薦で、佐藤美術館の奨学生を中心に、5人が「耀画廊若手作家シリーズ」で個展を開催し、耀画廊に新風が吹きこまれました。いまではまた定着しつつある耀画廊の公募展(「まほろば展」を皮切りに5展示)も開催され、2輪で当画廊の展示が展開されることになりました。また年に3回のコレクター推薦展、耀画廊耀関係者の個展及びグループ展が開催されて、充実した一年でした。出品下さった作家の皆さんに、感謝申し上げます。以上のような幾多の展示の中でも特記すべき展示は、耀画廊創設5年を祝して11月に開催された第一回「耀画廊選抜展」(2017.11.3~12.)でありました。この「耀画廊選抜展」では耀画廊の公募展(5展示)と5回の「耀画廊若手作家シリーズ」(佐藤美術館関係作家)の10展示から各展示1名が選抜され、選抜された作家は各自2点出品することになります。今年は20点が展示  され、そのうちの1点が≪耀画廊賞≫の対象となり、受賞者は最年少の小田川史弥君)(東京藝術大学 日本画専攻4年生)となりました。この≪耀画廊賞≫はささやかな賞ではありますが、これが若い作家にとって励みになって頂ければ、主催者の耀画廊にとりまして望外の喜びであります。因みに掲載写真は「耀画廊選抜展」の出品作家及び耀画廊関係者と、≪耀画廊賞≫の楯、賞状及び副賞を手にした受賞者・小田川史弥君を中心に撮った記念写真であります。(2017年11月12日撮影)、さて今年度最後の展示はグループ展「平の会」(12月15日~24日)でした。実力派中堅作家の作品展であり、若い作家にとっては目標となれる、密度の濃い素晴らしものでした。やはり今年度の締めくくりとしての風格ある展示でありました。ご来廊者も私と同じように感じたようです。一年間のご協力ありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。



 ― 逝く年の空はりついてゐたりけり ―  鐘一路

東京九段耀画廊  富田光明

 

2017年

9月

20日

「再興第102回 院展」終了のお知らせ

「再興第102回 院展」(2017.9.1〜17.)が昨日終了いたしました。
今回の院展では耀画廊の関係者であり、かつ以前当画廊で展示して下さった若手作家の12名がお蔭様で入選いたしました。
入選者は下記の通りです。

アンジェリッチ・マリヤーナ、岩谷晃太、北澤龍、久下夕貴、近藤守、杉本純久、鷹濱春奈、中西智美、
並木秀俊、本田貴哉、松原亜実、山田雄貴

彼らが入選されたことは、当画廊にとっても大変うれしいことであり、更なる彼らの精進・努力を願っております。

                                    2017.9.18.耀画廊主 富田光明

2017年

1月

05日

新年のご挨拶

耀画廊はお蔭様で昨年の九月で開廊五年目を迎えました。これも皆様のご支援の賜物と感謝しております。

昨年の秋に耀画廊移転一周年記念(九段から三番町に)をこの新画廊で9月10月と2回に亘り開催され、

多くの美術愛好家がご来廊下さいました。深謝申し上げますと同時に、常に原点を忘れず続けることの

大切さを感じ、今年も昨年同様に「頌春展」を開催し、新年を寿ぎたいと存じます。

― 去年今年 貫く棒の如きもの ―  虚子

 

≪ 頌春展 ≫

会期:  2017.1.5.~15.(休廊日 1月9日)

開廊時間:12:00~19:00(常設展に準ずる展示であるため、諸事情で不定期のときあり。)

連絡先:03-5357-1960/080-3602-9116

                         

                       2017.1.1.  耀画廊主  富田光明