大沢拓也氏の作品がグランド・プリンス新高輪ホテルに展示されています

[departure]1430×4880mm

 現代日本画作家・大沢拓也氏の作品(1430×4880mm)が

グランド・プリンス新高輪ホテルのフロント・デスクの背後に、堂々と今月上旬から飾られ、展示されております。

展示以降多くの外国人宿泊者の目を楽しませております。(コンシェルジェさんの話より)

 

 大沢氏は皆様もご存知のように、耀画廊のシンボル的存在の椅子(日本画家ではあるが、

支持体が絹本・紙本ではなく、彼独自の技法を駆使し、ステンレスの表面に水模様の文様を

描いた彼の自信作であり、耀画廊の誇れる逸品)の作家です。

 私は早速本物を観に、昨日新高輪ホテルに行きました。人を出迎え、柔らかく包み込む

ホテルのロビーの照明に、突如浮彫りされ、映し出された作品と出会ったその瞬間、

我が体内を奔り抜けた戦慄の感覚は、一夜明けても消えません。是非とも彼の傑作を味わって下さい。

 

 作品名は‘departure’ です。人々の出会い・別れの広場にぴったりの題名です。

水面に広がる静かな我が‘刻’の一滴が生み出す波紋を愛しむ往来人には、日本で手に入れた無形の贈り物となることでしょう。

この作品の画像等詳細についてもっと知りたい方は、www.osawamas.comにアクセスして下さいませ。

 

 尚 耀画廊では来る2016年9月・10月に<耀画廊移転一周年特別記念展>を開催いたします。

前期9月展での<耀画廊移転一周年特別記念展>には、大沢氏が作品を出品して下さることになって

おりますので、どうぞご期待くださいませ。

 

                  2016.6.21. 耀画廊  富田光明