耀画廊 創設記念作家展

展示期間:2012年9月1日(土)〜23日(日)

 

 

荒井 孝

浄瑠璃寺 15号

 

京都と奈良の間にある寺で、年に3回公開される人気のある女人像の吉祥天女像(重文)があります。

中央宝池をはさんで、東の薬師仏をまつる三重塔、西の九体阿弥陀堂がある浄土庭園、杉の緑と紅葉したもみじの橙の色が美しい、静寂の中の華やかさを描いている。

 

略歴    
1938年   栃木県に生まれる
1969年  

東京芸術大学大学院修了、
在学中より日本画家平山郁夫氏に師事。 

1988年   日本美術院特侍に推挙される。
1997年  

奈良明日香村橘寺天井画制作。

外務省からの依頼で「醍醐の桜」を制作。

2000年  

文部省大臣教育功労賞受賞。

外務省からの依頼で「御室の桜」を制作。

2002年   紺綬褒章を授与される。院展にて奨励賞を受賞。
2008年   作新学院大学女子短期大学部名誉教授となる。
2010年   栃木県文化功労者として表彰される。
現在   文星芸術大学特任教授

 
 

赤羽 カオル

浄瑠璃寺秋色・P20

 

いのちの囁きに吸いよせられるかのように各地の原生林を取材し続けている。

好きな言葉に「天地聲聞」という仏教用語があり,自然に対し畏敬の念をいだき,自然を師とし,天地の摂理を悟る意味である。

技法については,キャンバスの上に和紙を支持体にし,中国産の鉱石類,土などの天然顔料を使用し描いている。

 

略歴    
1949年   栃木県生まれ
1975年  

フランス美術賞展 三等賞

1976年   多摩美術大学大学院修了
1977〜78年   渡仏
サロン・ドトーヌ入選
サロン・ナショナル・ボザール入選 
2002年   二紀会展 宮本賞を受賞
2003年   文化庁芸術在外派遣(中国)
2007年   文化庁主催DOMANI出品
2010年   文化科学大臣教育功労賞を受賞
現在   一般社団法人二紀会委員

  (二紀会展他受賞多数)
 

日賀野 琢

龍驤虎視(『蜀志』諸葛亮伝)

 

龍が勢いよく天に昇り、虎が睨みをきかす。

三国志で有名な諸葛孔明を形容した言葉。

書は古代文字に見られる形や筆法を用いて、古格な雰囲気を醸成しました。

 

略歴    
1964年   栃木県宇都宮市生まれ
1990年  

筑波大学大学院 修士課程芸術研究科修了

2006年   第38回日展特選
2008年   第40回日展特選
2000年〜現在   謙慎書道会常任理事
2002年〜11年   作新学院大学人間文化学部講師
2009年〜現在   読売書法会常任理事
2010年〜現在   一般社団法人日展委嘱
2011年〜現在   大東文化大学文学部書道学科准教授
2011年〜現在   全日本書道連盟理事・事務局次長
 2011年〜現在
栃木県青年書作家協会会長